こんにちは。本日で11日連続投稿です!
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— モンエナ@企業分析 (@mon_ena1102) 2022年1月20日
石油資源開発株式会社(1662/燃料・資源)
第52期第2四半期 #決算サマリー
○財務数値(累計/日本基準)
売上高 981億円→1,185億円(前年同期比+20.8%)
四半期純利益 △69億円→△1,196億円
総資産額 6,247億円→4,490億円
純資産額 4,344億円→3,212億円
自己資本比率 64.0%→64.8%
自分の興味のある石油開発に関わる企業なのでいつも以上に気合を入れて分析していきます!
○業績
石油資源開発(株)第52期第2四半期 四半期報告書より
まず主要経営指標から当社の第2四半期の業績を見てみましょう。
売上高は前年同期比で+20.8%
売上高 981億円→1,185億円(前年同期比+20.8%)
営業利益 △62億円→95億円
経常利益 △68億円→193億円
四半期純利益 △69億円→△1,196億円
総資産額 6,247億円→4,490億円(同△28.1%)
純資産額 4,344億円→3,212億円(同△26.1%)
自己資本比率 64.0%→64.8%(同+0.8pt)
なかなか特徴的な決算ですね。
・売上高が金額にして204億円増加。
・それに対して経常利益は261億円増加、四半期純利益は1,265億円の減少。
・営業利益以上に経常利益の増加。
・総資産、純資産共に30%近くの減少。
・しかし自己資本比率は微妙に上昇。
・財務活動による542億円のマイナス。売上高の半分くらい。
・現金等の残高は前期末より37.8%の減少。
サマリーの際に僕が少しだけ捕捉してるのでそれを載せます。
営業利益は95億円の黒字と比較的好調だが、四半期純利益が大幅なマイナス。カナダ・オイルサンドプロジェクトを推進する連結子会社JACOSの全株式売却時の損失やカナダのシェールガス権益の譲渡損の計上などが原因。
業績については、本業は好調だが子会社や事業への投資に関して特別損失が発生しているという感じでしょうか。
キャッシュフローについて大きな動きがあるようなのでみてみます。
石油資源開発(株) 第52期第2四半期 四半期報告書より
https://www.japex.co.jp/uploads/pdf/JAPEX20211110_2Q202203_Report.pdf
現金等の残高が期首1,579億円だったのが982億円になっています。
金額にして597億円のマイナスです。
この原因はキャッシュフロー計算書の財務活動によるキャッシュフローの部分を見ると分かります。
「長期借入金の返済」による支出という項目が594億円のマイナスになっているのでこれは借金の返済に使われたようですね。
○財務戦略分析
※一旦投稿して今度やります。