アステラス製薬の第16期決算 1

こんにちは、モンエナです。

アステラス製薬有価証券報告書が提出されたので決算を見ていきましょう。

 

アステラス製薬国際財務報告基準(IFRS)に準拠しています。

 

売上収益(日本基準でいう売上高)はこの5年間でほとんど変わりありません。

今期は1兆2,495億円でした。

 

当期利益は去年の61%と大きく減少しています。

 

セグメントは医薬品事業の一つのみです。

 

2021年度から始まる5年間を対象とした「経営計画2021」では

4つの戦略目標を定めています。

 

1.患者さんのより良いアウトカムの実現

2.科学の進歩を確かな「価値」へ

3.Rx+ビジネスの発展

4.持続可能性(サステナビリティ)向上の取り組みを強化

 

戦略目標について補足していきます

 

>>アウトカム(あうとかむ、Outcome)とは、結果、成果という意味である。検査値の改善度や合併症の発生率、再発率や死亡率など、治療や予防による臨床上の成果を指す。

アウトカム | 看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー]

 

つまり良い商品を作ることによって患者さんが病気を治しやすくする、

ということでしょうか。

 

経営計画2018の達成度

 

売上収益

目標:2017年水準

実績:未達 12,495億円

 

研究開発費

目標:2,000億円以上

実績:達成 2,245億円

 

コア営業利益

目標:コア営業利益率20%以上

実績:達成 20.1%

 

基本的1株当たりコア当期利益

目標:2017年度を上回る

実績:達成  113.03円

 

 

アステラス製薬の有報はなんだかすごく読みづらい気がします。

IFRSだからなのか、アステラス製薬だからなのかよくわからない専門用語が多いですね。

また時間があればもう少し読んでみようと思います。