#511 テスホールディングス第13期通期

こんにちは。

今日は再エネ関連企業であるテスホールディングスについてみていきます。

 

第13期通期の決算で去年8月15日に発表されたものです。

21年7月から22年6月末までです。

 

相変わらず時差が大きいのですがサマリーの#523からは

わりと最近の決算を扱いますのでご容赦ください。。

 

○事業内容

・再生可能エネルギー発電所のEPC(設計・調達・施工)や自社保有発電所による供給事業を展開。

・エンジリアリングが42%に対して、エネルギーサプライは58%。

・エネルギーサプライではFIT(固定価格買取制度)を活用した安定的な収益獲得を図っている。

 

モンエナ的にはエネルギーサプライが守りだとするとエンジニアリングが攻めなのかなと思ったり。

 

と思って両セグメントの利益率を調べてみましたがどちらも今期は13-14%程度でそれほど差が見られませんでした。

長期で分析すると両セグメントの違いが何か見えてくるかも?

 

○決算サマリー

 

 

サマリーから読み取れるのは

・売上高微増に対して当期純利益は大きく伸びている。

・自己資本比率が改善している。

くらいですね。

 

売上高の増加率以上に利益が伸びているのはなぜか、

百分率損益計算書を使って分析してみましょう。

 

○経営成績

  前期 構成比 当期 構成比 変化額 変化率
売上高 34,249 100.0% 34,945 100.0% 696 2.0%
売上原価 26,707 78.0% 26,489 75.8% -218 -0.8%
売上総利益 7,542 22.0% 8,456 24.2% 914 12.1%
販管費 3,143 9.2% 3,309 9.5% 166 5.3%
営業利益 4,399 12.8% 5,147 14.7% 748 17.0%

 

この百分率損益計算書をさらに下のグラフのように表すと少しわかりやすいですね。多分。

 

 

 

 

営業利益が前期比で+17.0%と比較的大きく伸びているのは、

ほとんど売上高の増加によって説明できそうです。

 

売上原価の減少も営業利益増加に貢献しているといえばそうなんですが

その分販管費も1.6億円増加しているので効果は薄いと言えます。

 

○ビジネスモデル

それではいつものように比例縮尺図を作って

テスホールディングスのビジネスモデルをざっくりみていきましょう。

この図から読み取れることは

・資産回転率はひくい。

・有形固定資産は大きい。

・無形固定資産、投資その他の資産は小さい。

・自己資本比率は低く、債務への依存度が高いと言える。

・短期的な資金繰りは問題なさそう。

・利益率は比較的高いとみられる。

・販管費が小さい。

 

といったところでしょうか。

 

販管費が小さいことによりそこそこ高い利益率を誇っているものの、

回転率があまり高くないのは課題でしょうか。

 

流動比率(流動負債に対する流動資産の割合)はざっと150%くらいあり、

短期的な資金繰りには問題なさそうですが、

その流動資産が換金性の低い資産(例えば棚卸資産など)ばかりだと

資金繰りは危ういです。

 

やはり資産回転率の低さが目に付くので有形固定資産の内訳を軽くみてみましょう。

 

22年6月期決算短信より

 

有形固定資産に占める各資産の割合は

・建物及び構築物7.0%

・機械装置及び運搬具76.3%

・工具、器具及び備品0.2%

・土地11.7%

・リース資産2.5%

・建設仮勘定2.4%

 

となっています。

圧倒的に機械装置及び運搬具が大きいことがわかりました。

資本効率の分析についてはnoteにでもいつか書きたいなと思います。

(ブログが進まんくなる汗)

 

やはり文章を書くのは難しいな。

事前にある程度材料を揃えて書くけど最終的にはぐちゃぐちゃになってまとまりがなくなってくる。。。

まあ企業分析系ブロガー1年生だと思えば仕方ないか。。

 

とにかく量をこなすしかないですね!

今日はここまで!